巨人菅野智之投手(28)が2発に沈み、7敗目を喫した。初回1死一、三塁、中日ビシエドを二飛に打ち取ったが、二塁手マルティネスが背走しながらの捕球で体勢が乱れた。三塁走者京田が見逃さずに本塁へタッチアップし、先制を許した。

 その後は無失点に抑えたが、6回2死一塁から藤井に1号2ラン、8回にも1死走者なしからビシエドに15号ソロと、失投を仕留められ、突き放された。

 9三振を奪いながらも8回7安打4失点。21日の広島戦に続き、これで2戦連続の黒星となった。「初回の失点は仕方ないが、あとの3点は失投だったので防げた」と振り返った。