ヤクルト梅野雄吾投手(19)が21日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、450万円増の1100万円(金額は推定)でサインした。今季650万円からの大幅アップに「うれしいです」と笑みを浮かべた。

プロ2年目の今季は、8月25日DeNA戦でプロ初勝利を挙げた。中継ぎとしての経験を積み、29試合で3勝10ホールド。特にシーズン終盤は、重要な場面を任されることも多く「いい経験になりました。来年も、中継ぎとして結果を出したい。50試合以上は投げたいです」と意気込んだ。査定担当の斎藤チーム運営部次長は「(シーズン終盤には)7回は梅野で、という流れもあった。(増額は)今後の期待もあります」と説明した。

梅野は、台湾で24日に始まるアジア・ウインターリーグに参加する。「毎試合、同じフォームで投げられるようにしたい。カウントをとれる変化球や、決め球を磨きたい」と課題を挙げた。