グリーンカード(米国永住権)取得のため一時渡米していた中日松坂大輔投手(38)が8日午後、沖縄・北谷キャンプに再合流した。ユニホームは着ず、ウエア姿でジョギング、ダッシュのあとキャッチボールを約30分間、入念に行った。

約2時間体を動かし、与田剛監督(53)ともじっくりと会話した。練習中は少し疲れた表情も見せたが「(時差ぼけは)大丈夫です。明日からまた頑張ります」と帰りの車に乗り込んだ。9日からは通常メニューに戻る予定。

キャンプイン直後に当局から案内が来て、4日昼まで沖縄で練習。5日に日本を離れ、到着の翌日に手続きを済ませて、またすぐ現地を離れる強行軍だった。

与田剛監督(53)は調整への影響を心配していたが、離脱期間は丸4日と最小限にとどめた。

自宅が米国にある松坂は15年にソフトバンク入りして以来、家族と離れて暮らしている。