ソフトバンクの新外国人、カーター・スチュワート・ジュニア投手(19=東フロリダ州立短大)が5日、福岡・筑後市のファーム施設で入団後初練習を行った。

この日は早朝に施設に入り、2軍選手にあいさつ。その後、午前10時から練習開始のリハビリ組に合流した。10時前に姿を見せたスチュワートに、左肩痛でリハビリ中の川島慶三内野手が「初めて? 日本には10分前行動っていうのがあるんだよ」と笑顔で冗談を言って笑わせた。スチュワートも「(チームメートは)自分のことを受け入れてくれてありがたい。(ギリギリに来て)僕が悪かったよ」と笑った。

30メートルほどのキャッチボールも行い「3週間後には100~120メートル投げられる。2週間くらいでブルペン入りできれば」と話した。米国フロリダでもNPB球を使って練習を始めていたといい「手が大きいからちっちゃいかなと思った。しっかり手にフィットする。直球も速くなるし、変化球もいいスピンがかかると思う」と気に入っていた。昨年の全米ドラフトでブレーブスから1巡目指名を受けた最速157キロ右腕が、NPBでさらに大きな成長を目指す。