ソフトバンクは8回に鮮やかに逆転した。1点を追う無死一塁でグラシアルが左翼線へ同点適時二塁打。

さらに代走周東がデスパイネの右飛で三塁へ進むと、続く松田宣の遊ゴロでギャンブルスタート。遊撃手の石井が打球をはじく間に勝ち越しの生還を決めた。工藤公康監督(56)は「いいスタートを切ったからこそ、相手も焦ったと思う。彼の走塁あってこそ」と笑顔。チーム最多の14盗塁を誇る足のスペシャリストを絶賛した。