プロ野球選手が少年少女、指導者へ向けてレッスンを行う「ジュニア・ベースボール・クリニック」、今回アドバイスをしてくれるのは日本ハム玉井大翔投手です。

 ◇  ◇  ◇

玉井投手が教えてくれたのは投球の基本姿勢ともいえる「1本の軸」です。右投げであれば、軸足となる右足で立った時に頭を天井からつるされているようなイメージをもって、まっすぐな正しい姿勢をとることが大切だといいます。「小学時代は投球練習を重ねるというよりも、キャッチボールの中でこの姿勢を身につけていった気がします。まずはしっかり立って投げる動作につなげるということです」。

投球フォームを安定させて、コントロールを良くするためにもこの1本の軸は大切な要素の1つです。「その姿勢で(投球の)全てが決まるといってもおかしくはないので、まずはしっかりと真っすぐ立つというところをやってみてほしいと思います」。