オリックスとの交換トレードで入団した中日松葉貴大投手(28)武田健吾外野手(25)の入団発表が6日、ナゴヤドームで行われた。背番号は松葉が「38」、武田が「56」。

先発ローテ入りを期待される松葉は、兵庫県出身で東洋大姫路、大体大を経て12年のドラフト1位でオリックスに入団。プロ通算120試合に登板し27勝39敗。「自分は試合を作っていく投手。先発、中継ぎのどちらでやるかわからないが、与えられたポジションで1球たりとも手を抜かず全力投球をしていきたい。同じ左腕の大野雄さんに近いものを感じる。いろんなことを聞いて吸収したい」と、竜の左腕エースへの弟子入りを志願した。

武田は福岡県出身で12年に自由ケ丘からドラフト4位でオリックス入団。身体能力が高く「新庄2世」の異名も持つ。通算198試合出場、89安打、3本塁打、28打点。武田は「大島さんや平田さんは、打率も残しているすばらしい選手。いろいろ話を聞きたい」と竜打線の顔への質問攻めを考えていた。また「巨人・菅野さんとも対戦したい」と、セ・リーグNO・1右腕との対戦に意欲をのぞかせていた。