セ・リーグ首位を走る巨人原辰徳監督が22日、61歳の誕生日を迎えた。 似顔絵入りのケーキをほお張り、ハッピーバースデーの合唱で祝福された。 「私も61歳になりました。久しぶりに盛大に、歌も歌ってもらって祝っていただきました。これもひとえに、ジャイアンツというチームに入って、野球をやらせてもらっているという中で、こうやってみんなに祝ってもらえているのかなと、あらためて野球の、そしてジャイアンツの素晴らしさというものを日々感じています」とあいさつ。 還暦で3度目の監督に就任。85試合を終え、2位に7ゲーム差をつけている。「今まで自分1人で生きてきたわけでもないし、本当にみなさんのおかげで61歳を迎えられたというのは、今後の私の1歩を踏み出す上においても、大いなる鋭気としたいと思います。世の中では少々悲しい事件とか報道が多いんですが、野球を通じて明るいニュースをたくさん出せるように、今後ともがんばっていきたいと思います」と言った。 プレゼントは、前回優勝した14年に製造されたカリフォルニアワイン「オーパス・ワン」を受け取った。木箱を空けた瞬間に「香りがするよ」と笑い「とてもいい。勝って乾杯だ」と気持ちを新たにした。