阪神近本が吉田義男に並ぶ球団新人6位の119安打

<阪神6-5広島>◇10日◇京セラドーム大阪

ドラフト1位ルーキー近本光司外野手(24)が球団レジェンドに並んだ。2回に右前適時打。今季通算安打数を119とし、53年吉田義男氏(日刊スポーツ客員評論家)の球団新人の歴代6位の記録と並んだ。

同点に追いつき、なお2回2死一、三塁。近本は、広島の左腕床田の2球目を鋭く振り抜いた。打球は右前へのクリーンヒット。いったんは勝ち越し打となる今季119本目の安打。「甘かったからいきました。自分の中で打てると思い、タイミングを合わせて打てました」と振り返った。

この日は5打席4打数1安打1打点。今のペースだと最終的に160安打となる計算で、球団新人記録の16年高山の136安打はもちろん、セ・リーグ記録の58年長嶋の153安打をも上回るペースを保つ。

だが、近本の頭には安打数はない。「考えてないですね」と苦笑いする。それよりも「先頭で塁に出ることとか、出塁してチームが勝てるようにすること」に専心している。1番打者として出塁し、攻撃のリズムを作る。6回には四球を選び、1死満塁の好機も作り、3点目につなげた。チームは劇的勝利で、連敗を阻止。笑顔で勝利を祝うため、近本はヒットを放ち続ける。【高垣誠】

その他の写真

  • 阪神対広島 2回裏阪神2死一、三塁、近本は右前適時打を放ちベンチに向かってガッツポーズ(撮影・加藤哉)
  • 阪神対広島 7月度月間最優秀選手賞に輝いた近本光司(左)は阪神・揚塩健治代表取締役社長と握手をかわす(撮影・奥田泰也)