日本ハムは楽天19回戦の試合前に、ファイターズウオーキングクラブ「FOOTSTEP FUND~あしあと基金~」の19年3回目で、今年最後となる活動を実施した。

OB稲田直人氏や平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)女子カーリングで銅メダルを獲得したロコ・ソラーレのほか、来年2月に北海道で開催される「2020年スペシャルオリンピックス日本・冬季ナショナルゲーム」のPRを兼ね、元女子マラソン選手で現在スペシャルオリンピックス日本の理事長を務める有森裕子氏とドリームサポーターで元フィギュアスケート選手の小塚崇彦氏が参加した。

一般参加者193人とともに札幌ドームとさっぽろ羊ケ丘展望台(豊平区)の間、往復約7キロを歩行。参加者の総歩数は206万6281歩で、20万6628円をファイターズ基金に積み立てた。今年の合計金額は57万2141円となり、全額をパラ駅伝チームの「ウタリ・パラ・北海道」の活動を支援する。

有森は「(元マラソン選手だけに)あっという間の7キロでした。折り返し地点に着いて、もう戻るのと思いましたが、いろいろな方とお話しができて楽しかったです。来年2月のスペシャルオリンピックス日本・冬季大会はボランティアも募集していますし、観戦して応援していただくことを含め、皆さんに応援してもらえたらいいなと思っています」と話し、ロコ・ソラーレ藤沢は「晴れて暑い暑いと言いながら、無事最後まで歩くことができてよかったです。すごくたくさんの方とお話ができて、今日はとても楽しかったです」と話した。