オリックスのドラフト1位太田椋内野手(18)が「8番遊撃」で先発しプロデビューした。

21世紀生まれの野手としては出場第1号。2回の第1打席は2死一、三塁のチャンス。フルカウントまで粘り、内角低めの際どいコースへの6球目を見送り、四球を選んだ。

試合前のフリー打撃では1軍打撃投手を務める父暁さん(48)との“親子対決”が実現した。結果は21スイングで安打性12本、柵越え3本だった。太田は「とても打ちやすかった。懐かしいなと思いました。中学の時に(父から)打ったことを思い出しました」と感慨深げ。父暁さんは「ちょっと緊張しましたけど、うれしかった。中学生の時以来だった。ちょっとは成長したかなと思います」と笑顔だった。