ロッテで今季まで2年間プレーしたマイク・ボルシンガー投手(31)が退団することが21日、分かった。

ボルシンガーは来日1年目の昨季に13勝2敗とパ・リーグ最高勝率をマーク。ナックルカーブとスライダーを織り交ぜてゴロに打ち取るスタイルで、5月から7月にかけては外国人投手の最多タイ記録となる破竹の11連勝で先発ローテーションを支えた。

しかし今季は左脇腹の違和感や右足首の捻挫などコンディション不良が重なり、前年と同じ20試合に先発したが4勝6敗、防御率4・63と成績を落とした。関係者によると、来季も日本でのプレーを希望しているという。

ロッテの外国人は、日本ハムから移籍1年目で32本塁打と打線をけん引したレアードの残留が決定済み。途中加入で14本塁打したマーティンと左腕チェンも残したい考えで、ブランドン、レイビン、バルガスは退団が決定的となっている。