ヤクルト西田明央捕手(27)が、練習試合でチーム初本塁打を放った。

4-2で迎えた7回、先頭でカウント1-1から阪神の5番手小川の131キロスライダーを捉え、左中間スタンドへ運んだ。本来ならファンで埋まっているはずの観客席へ打球を届け「ファンのみなさんに喜んでもらいたかった。久しく本塁打を打っていなかったので、一生懸命走りました」と笑顔で明かした。

19日に神宮で行われた全体練習後には、室内で松元打撃コーチと居残りで約20分間、みっちり特打を行っていた。「松元コーチの魂のこもった球を打つ練習をしていたので、その特打のおかげだと思います」と感謝した。