楽天石井一久GM(46)が2日、オンライン会議システム「Zoom」を通じて取材に応じた。

チームは3月30日から活動を休止。球団施設は全て閉鎖され、12球団で唯一自主練習を再開していない。石井GMは「チームの方針に沿ってやってるが、僕も選手をやっていたので気持ちとして、自主トレができない不安はすごくあるのかなと思う」としつつ「国民として1つレベル高くリスクを抑えて取り組んでいるイーグルスの選手にはすごく感謝していますし、納得してくれていることに尊敬しています」と思いを示した。

活動再開のめどについては「選手、スタッフは大事な仲間。野球をやる、やらないの前に、リスクがかかるようなことが優先順位の中で上なのかなとは思う。リスクがなければ開幕日が早くなって、ファンの方に見ていただける日が早くなるかもしれない。安全性を確保して、開幕日が決まったところから逆算していかないといけない」と話した。

活動休止が続く中で、他球団との差が出ることへの懸念については「僕は球界全体を話すえらそうな立場ではない」と前置きし「何か1つ共有できるもの、対策。練習でもそうですし、休むこともそう。練習するよりも休む勇気は大切で、選手にとっては本当に大変な思いをしている。練習環境だったりが共有できたらと思う」と考えを示した。