日本ハム杉谷拳士内野手が、引き締まった筋力を猛アピールした。

自主トレ先の札幌市内の合宿所で、オンライン取材に応じた。自主トレ期間中、特に鍛え上げたのは内転筋。「キュッとしたところを見てほしい」と自信満々に予告した。

力強い打球を放つため、土台作りに取り組んだ。トス打撃ではボールを引き付けて打ち、ウエートトレーニングでは最初に内転筋を動かしてからストレッチするなど、意識的に内転筋を鍛えてきた。「100試合なのか120試合なのか分からないですけど、100試合だったら100試合フルパワーでチームに貢献出来るように、しっかり体をつくりたい」と精を出してきた。

今後はブルペンの打席に立つなど、投手の生きた球に目を慣らしていく。チーム内で実戦形式の練習を行う場合には「やっぱ上沢」と対戦を熱望。「(故障から)復帰してから、どんな球を投げるのか打席に立ってみたい。本来の球を打席で感じたい」と心躍らせた。一方で「(打つ自信は)ありません」と断言。上沢打ちで弾みを付けるため、鍛え上げた内転筋で打力アップを図る。