7日の阪神戦に先発する巨人戸郷翔征投手が、プロ入り初の甲子園で球団初の偉業に挑戦する。

今季、球団では桑田真澄以来33年ぶりに高卒2年目以内で開幕ローテ入り。それ以来球団2人目となる開幕から2戦2勝を達成した。3戦3勝で桑田超えとなる一戦に向け「いい流れで来てるので、それに乗って行きたいです」と首位を走るチームの勢いに乗って、自らの名を球団史に刻む。

プロを明確に意識した甲子園が舞台となる。聖心ウルスラ学園2年夏にエースで甲子園に出場。初戦の早稲田佐賀戦で2失点完投勝ちし、2回戦の聖光学院戦は7回1/35失点で敗退したが、甲子園への思いが、プロ入りを憧れから目標へと変えた。「プロ初めて、甲子園で投げるので楽しみです! 高校生以来なので、楽しんで投げたいです!」と3年ぶりの聖地で躍動する。