ヤクルト吉田大喜投手(23)は、4回を71球、6失点で3敗目を喫した。

1、2回と連続で先頭打者に二塁打を許す苦しい立ち上がりだった。2回は犠打野選や不運な当たりもあり、一気に4点を失った。

打線が2点を返した直後の3回には、ボーアに8号2ランを献上。時折クイックを交えるなど工夫もみせたが、持ち味の制球力を発揮できなかった。高津臣吾監督は「守備のところであったり、見えないミスがあって、不運な失点があったかもしれないけど、ストライク、ボールがはっきりしていたし、持ち味が出せなかった」と評した。

序盤にリードを許し、追いかける展開の試合を落とす流れが続いている。チームも連勝とはならず、指揮官は「先発が早い回に失点してしまって、追いかける試合が続いている。立ち上がり、序盤までにリードを奪って中盤、終盤を迎えるゲームがしたい。そこは先発投手に頑張ってほしい」と注文をつけた。

▽ヤクルト吉田喜(4回6失点で3敗目) チームに申し訳ないです。カードの頭を投げさせてもらったのでいい流れにしたかった。