ヤクルトドラフト2位ルーキー吉田大喜投手が、プロ入り後最多102球で6回を2失点と粘りの投球を見せた。

立ち上がりはストライク先行で、2回まで21球で抑えた。しかし3回、先頭の神里、梶谷に連続四球を与えると、主軸に適時打を許し2点を先制された。

イニングの先頭打者を出す悪い流れから失点したが、持ち直した。4、5回は3者凡退。6回は2四球と内野安打で2死満塁のピンチを迎えたが、神里をキレのある直球で押して左飛に抑え、追加点は許さず。グラブをポンとたたいて、ベンチへ下がった。

先発ローテーションの一角として7試合目と経験も積み、落ち着いた投球を見せた。「今日は先制点を与えないよう意識して立ち上がりは投げました。3回の四球は失点につながってしまいました。その後、切り替えて最少失点でなんとか粘りながら投げることができましたが悔しいです」とコメントした。