ルートインBCリーグの神奈川は26日、山下大輔ゼネラルマネジャー(68)の退任を発表した。

山下氏は、大洋ホエールズ、横浜大洋ホエールズで14年プレーした後、横浜コーチ、監督、楽天コーチ、2軍監督、DeNA2軍監督を務め、20年から神奈川のGMを務めていた。

「このたび、神奈川フューチャードリームスのゼネラルマネジャーを退任させていただくことになりました。来年は数え年で古希を迎えます。元気な限り野球に関わっていたいと思っており、NPB、MLB、独立リーグとさまざまな経験をする中で、アマチュア野球を見てみたいという気持ちになり、ここでプロのチームを離れることを決断しました」とコメントした。

今シーズンは、コロナ禍で練習も出来ない苦しい状況の中、チャンピオンシップ決勝でBC・信濃を下し、史上初の新規参入初年度での優勝を果たした。「鈴木尚典監督を中心に非常にまとまりのある、バランスの取れたとてもいいチームになってくれました。GMとして胴上げをしてもらい、とても楽しい素晴らしいシーズンを過ごさせていただき大変光栄です」と振り返り、「来季も神奈川フューチャードリームスの活躍、そして連覇を心より願っております。引き続き神奈川フューチャードリームスにご支援、ご声援をよろしくお願い致します」と締めくくった。