ソフトバンク高橋純平投手(23)が14日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸3900万円から減額制限25%に迫る、900万円ダウンの3000万円でサインした。

昨季は中継ぎで自己最多の45試合に登板したが、今季は3月に右肩を痛めるなど、1軍登板がなかった。「今年は野球人生で初めて肩、肘を痛めて、上半身のケガで投げられなかった。投げられなかったことは悔しいですが、最後に2軍で登板までいけたことは良かったです」。9月に2軍戦で復帰し、19試合に登板。11月のフェニックスリーグにも参加した。

「肩肘のコンディション的な不安はなくなって、技術的なところまで来た。手応えを感じて終わることができました」。ケガを乗り越えた経験をプラスにかえ、来季の巻き返しを期す。(金額は推定)