ロッテの新外国人選手、アデイニー・エチェバリア内野手(31)が10日、支配下登録選手として公示された。3月26日に来日。2週間の入国者待機期間を経て、この日、ZOZOマリンで入団会見を行った。

待機期間は、自宅でロッテの試合をテレビ観戦していた。「日本の野球のレベルはとても高いものだと思っていますし、アメリカのメジャーと同じくらいのレベルくらいかなと思っています。このチームもすごくいい選手がそろっていますし、自分のできること全てをやって、勝利に貢献したいと思っています」とバリトンボイスを響かせた。

メジャー時代から注目された高い守備力を誇り、遊撃を中心に期待される。井口資仁監督(46)は「彼が来るということだけで遊撃の選手には非常に刺激になってると思いますし、またこうやって合流してもらってさらに刺激を与えてもらって。彼はどこでも守れる選手でもありますし、内野がこれでもう一段層も厚くなって引き締まればと思います」と期待した。

この日は西武戦の前の練習にも参加し、遊撃でのノックやフリー打撃などを行った。「ゲーム感覚も離れているので」と来週から2軍戦に出場し、1軍デビューのタイミングを計っていく方針だ。

米国では同じキューバ出身のレオネス・マーティン外野手(33)と自宅が近所で、一緒にトレーニングをすることもあった。この日もマーティンが見つめる中で会見を行った。