2日の日本ハム戦が中止となり、西武は対応に追われた。辻発彦監督(62)はリモート取材に応じ「これだけはしょうがないんでね。こんだけ出たら日ハムさんも試合どころじゃなくなってくるだろうし。こっちも心配」と受け止めた。昨季から練習試合も合わせて、コロナ禍での中止は3度目。いずれも相手チームの影響を受けた形で「必ずコロナの話題なったときにウチのチームが絡んでいるのが不思議でならない」と戸惑いを隠せなかった。

2日に先発予定だった平井克典投手はスライドせず、3日は新外国人マット・ダーモディ投手が先発する見込み。右肩のコンディション不良だった森脇亮介投手は「森脇は大丈夫、上げるよ」と3日からのオリックス3連戦(メットライフドーム)で1軍合流させる。前日1日は抑えの増田達至投手が今季3度目の救援失敗したが、配置転換には「考えていません、ウチの守護神だから。こっちは信頼しているわけだから、それを打たれたらしょうがないわけですよ」と変わらぬ信頼を寄せた。