巨人伊藤優輔が２軍戦で初先発　小林とバッテリー組み６回２失点／投球詳細

巨人ドラフト4位の伊藤優輔投手（24）が公式戦初先発で好投した。140キロ台後半の直球で押し、113球で6回5安打2失点7奪三振。先発の役割を果たした。立ち上がりの1回はやや課題を残した。先頭に四球を与え、安打で一、三塁とされてから自身の暴投で1点を献上。それでもバッテリーを組んだ小林誠司捕手（31）と協力して徐々に立て直し、2失点でまとめた。

高校時代は都立小山台のエースとしてセンバツ出場に導き「都立の星」と呼ばれた。中大、三菱パワーを経て入団した最速156キロ右腕。「立ち上がりは少し力んだ部分がありましたが、その後は力を抜いて自分のボールを投げ込めたと思います。もう少し若いカウントの時は大胆に攻めて、球数を抑えて、テンポ良く投球していきたいです」とコメントした。1軍初昇格へ、2軍で存在感を示すルーキーの公式戦初先発の投球詳細を振り返る。

【1回】

1番荒木　四球

2番元山　右前打で無死一、三塁

3番坂口　4球目で伊藤優が暴投し、1点を献上。一ゴロ。

4番西田　146キロ内角高め直球で空振り三振

5番奥村　遊ゴロ

【2回】

6番宮本　148キロ直球で空振り三振

7番太田　148キロ直球を中前打

8番中山　一邪飛

9番長岡　外角低めツーシームで空振り三振

【3回】