待ってろ、首位楽天! 前日12日広島戦で11年ぶり交流戦Vを決めたオリックスが、交流戦最終戦でサヨナラ勝ちを飾った。9回に同点に追いつかれたが、その裏、デビューから22試合連続無失点だった広島栗林を攻め、2死満塁からT-岡田が右前へサヨナラ打を放った。殊勲の一打を放ったT-岡田は「最高です。『最後まで諦めない』と監督が言っているので、それを合言葉にしてやっている」と喜びを言葉にした。

チームは引き分けを挟んで今季初の6連勝。17年5月28日から6月4日に7連勝して以来、4年ぶりの6連勝をマークし、貯金を今季最多の3とした。

交流戦を12勝5敗1分けと7つの勝ち越しで、流れに乗った。首位楽天とは2ゲーム差。交流戦明けの18日からはその楽天との3連戦(楽天生命パーク)が控えており、首位浮上の可能性もある状態で敵地に乗り込む。

この日は先発増井が6回4失点(自責2)と試合を作った。打線は初回に4番杉本がチームトップの13号2ランを左翼席5階に放り込んだ。試合中の広報コメントでは「試合前、山岡(投手)にバッティングを教えてもらったら打てました!」と話したように、笑顔でテレビカメラに向かって昇天ポーズも披露した。

2点を追う3回には打線爆発で、打者一巡の6安打6点で一気に逆転。終盤に追いつかれたものの、最後は劇的な勝利。オリックスの勢いが止まらない。

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