東京五輪日本代表を応援する「結束!侍ジャパンナイター」として開催され、00年シドニー五輪に出場したロッテOB黒木知宏氏(47)が始球式を務めた。

名物うぐいす嬢の谷保恵美さんに名前をコールされ、リリーフカーに乗って登場。ワイシャツ、ネクタイの上からJAPANのユニホームを着用し、マウンドの手前に立って、軽めながらしっかりした球筋の投球を見せた。

「2010年の日本シリーズ第3戦以来、2回目の始球式を経験をさせていただきました。レジェンドOBとして呼んでいただけて光栄です。スタンドから『ジョニー!』と声援をもらえたのがうれしくて手を振りかえしました。観衆の前で投げることも、試合前の緊張を感じることも久しぶりでした。日の丸をまとった重みで足が震えるほど緊張しました。五輪代表は短期決戦で結果を出す必要があり、国際大会は何が起きるかわからない。ストレスのかかる1カ月になると思うので、プレッシャーに打ち勝ってパフォーマンスを発揮するためにも、しっかりと準備をすることが重要です。全力で応援してます、頑張ってください!」とコメントし、侍ジャパンにエールを送った。