DeNAが巨人戦に開幕から11戦未勝利(8敗3分け)と球団ワースト記録を更新した。これまでは1989年(平元)の開幕10連敗が最長だった。今季最長だった連勝も5でストップした。

打線が相手の倍となる10安打を放つも、つながりを欠いた。8回に伊藤光捕手の三塁強襲適時打で1点を返すにとどまった。1回から3回まで先頭打者を出したが、56試合ぶりに2番でスタメン出場した牧秀悟が2度凡退。走者を進めることができなかった。

投げては先発の阪口皓亮投手が、ソロ本塁打を3本浴び、4回3失点で降板した。「制球含め、すべて中途半端になってしまいました。試合の中で修正を試みたのですがうまくいかなかったです。早いイニングでマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」と反省を口にした。

三浦監督は「(打線が)あと1本が出なかった。阪口は良くなかったけど、長打で3点を取られてリズムに乗れなかった。(巨人に)やられっぱなしなので、まず1つ勝てるようにしたい」と話した。

▽DeNA阪口(4回3失点。3被本塁打)「制球含め、すべて中途半端になってしまいました。試合の中で修正を試みたのですがうまくいかなかった。早いイニングでマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ない」