日本野球機構(NPB)は5日、マイナビオールスターゲーム2021(7月16、17日)の監督推薦での出場選手を発表した。

ロッテ佐々木千隼投手(27)はプロ5年目で初出場となった。今季はセットアッパーとして4日までに28試合に登板。4勝10ホールド1セーブで、防御率も0・87と安定している。

佐々木千は報道陣の代表取材に「びっくりしましたけど、うれしいですね」と笑顔。対戦したい選手に、広島の鈴木誠也外野手(26)を挙げた。東京・日野高時代に、当時二松学舎大付でプレーしていた鈴木誠とともに、東京都高校選抜メンバーに選ばれた経験がある。

力感のないフォームからの伸びる直球と、独特のスライダーでパの強打者たちをかわしている。球宴出場にも「オールスターはパワーとパワーっていう、速い球を投げてホームラン打ってっていう勝手なイメージがあるんですけど、僕は速い球投げれないので、結果にこだわらず、とにかく楽しんで終われればいいかなというのは思いますね」と自然体で話した。