オリックスは3日、ステフェン・ロメロ外野手(32)から退団の申し出があり、ウエーバー公示申請の手続きを行ったと発表した。

コロナ禍で米国にいる家族が来日できないため、退団を決断した。福良GMは「本当に残念ですが、家族のことを考えたら仕方ないかなと。どうしてもモチベーションが上がらないと、相当悩んでいた」と説明した。「後半戦も必要」と残留を要請したが、最後は本人の意思を尊重した。

ロメロは17年から3年間オリックスでプレー。昨季は楽天に在籍し、今季から復帰した。NPB5年間で96本塁打を放つなど長打力が武器で、今季は出場20試合で打率1割6分9厘、3本塁打、9打点だった。チームではディクソンも同様の理由で5月に退団した。後半戦の首位戦線は新外国人で、マイナー70本塁打のランヘル・ラベロ内野手(29=ドジャース傘下3A)、メジャー4勝右腕のグレン・スパークマン投手(29=ツインズ傘下3A)も含めた現有戦力で戦う。

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