日本ハムの背番号「44」を最も長く背負ったのが、今季から外野守備走塁コーチに就任して16年ぶりにチームに復帰した上田佳範だ。91年ドラフト1位で松商学園から入団した時は投手登録で背番号12だったが、外野手への転向を機に94年から44番に変更。97年には右翼のレギュラーとして130試合に出場し、打率3割をマークした。05年限りで退団するまで、44番を12年間背負い続けた。

07年から44番を受け継いだサウスポー山本一徳は現在、チーム統轄本部のベースボール・オペレーショングループ長を務めている。11年からは鵜久森淳志、17年からは森山恵佑と左右の長距離砲が背負った。鵜久森は現役引退後にソニー生命で営業職に就き、森山は今季から日本ハムのチーム管理グループに属する。現在の44番は今季から加入した左腕のアーリンが背負っている。