阪神ドラフト6位の中野拓夢内野手(25)が球団史上5人目の新人20盗塁を達成した。

試合前時点で近本光司外野手(26)、塩見泰隆外野手(28)に並ぶリーグ最多の18盗塁。1回裏無死から中前打を放つと、続く3番ジェリー・サンズ外野手(33)の5球目に二盗を成功させ、リーグ単独トップに躍り出た。

5点を追う3回無死二、三塁では三塁線を破るタイムリーを記録。なおも無死一、三塁から再び二盗を決め、捕手悪送球の間に三塁走者の近本が生還した。

阪神新人の20盗塁以上は48年後藤次男の27盗塁、53年吉田義男の22盗塁、01年赤星憲広の39盗塁、19年近本の36盗塁に次いで5人目。