日本ハムは12日、脳振とう特例措置を適用し、近藤健介外野手(28)の出場選手登録を抹消した。日本野球機構(NPB)が定める復帰プログラムをクリアすれば、10日間を待たずに再登録が可能。代わって、新人の今川優馬外野手(24)が登録された。

近藤は11日ソフトバンク19回戦(札幌ドーム)で3回の守備中、右中間への飛球を追って外野フェンスに激突。頭部を強打し、そのまま負傷交代した。同日中に札幌市内の病院で精密検査を受け、脳振とうと診断された。

栗山監督はソフトバンク20回戦の試合前「思ったより大丈夫そう。ちょっと、ホッとした」と話した。