優勝を決めた慶大・堀井哲也監督(59)が、学生たちの手で3度、宙に舞った。

春の優勝時は、新型コロナウイルスの感染状況もあり、胴上げを自粛。今回は行った。「社会人の(監督をしていた)時より上がりました。若いのでパワーがありますね。社会人は、どれだけ手を抜いていたのか」と、冗談交じりで喜びにひたった。

今季は4勝1敗5分けで、ポイントによる勝ち点は6・5。2位早大(5勝2敗3分け)と勝ち点は同じだった。勝利数は少なかったが、引き分けの多さ(=負けの少なさ)が効き、勝率で上回った。「引き分け5つという優勝。ルール上の優勝なので、各校と力は変わらないと思います」と控えめに振り返った。

もっとも、負けない強さがあった。要因を問われ「まずはバッテリーを中心とした守り。そして、つなげていく打線。その2つだと思います」。この日も初回に3点を先制されたが、2回以降は守り切り、追加点を与えなかった。打線も、コツコツ返し、7回までに追いついた。