日本ハムと育成選手契約を結んだ最速154キロ右腕の古川侑利投手(26=前巨人)が14日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で入団会見に臨んだ。推定年俸は550万円で背番号は「116」に決定した。

古川は冒頭のあいさつで「読売巨人軍を自由契約となり、北海道日本ハムファイターズさんにお世話になることになりました。1日でも早くファイターズのファンの皆さんの前で僕のピッチングを見ていただけるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」とあいさつ。「1度、プロ野球選手として死んだ身なので、こうやって僕をもう1度、プロ野球選手として生き返らせていただいたファイターズの関係者の皆さんに感謝しかないです」と話した。

古川侑が参加した8日の12球団合同トライアウトを新庄剛志監督(49)とともに視察した稲葉篤紀GM(49)も会見に出席。稲葉GMは「トライアウトを見に行かせていただいた時に非常に強いストレートを投げ込んでいるなと。気温の低い中、なかなか調整の大変の中であれだけの素晴らしい球を投げ込んでいた。また球種も多いですし、まだまだこれから伸びてくれると思いました」と期待。BIGBOSSから伝え聞いたコメントとして「自由契約になってトライアウトを受けて、そういう悔しい気持ちを持っていただきたい。その中でファイターズの一員として一緒にユニホームを着てやれることを非常に楽しみにしていますし、大いに期待しています。と、おっしゃられていました」と明かした。