ロッテ木村龍治1軍投手コーチ(51)が4日、沖縄・石垣島キャンプの第1クールを振り返った。

昨年まで社会人野球ホンダのコーチを務め、今季から現職に就任。「初見の投手が多いので、どんなタイプかを把握することと、この先どんなステップを踏んでいくかをイメージしながら4日間を見させていただきました」と話した。

特に目立った投手としては、鈴木昭汰投手(23)と本前郁也投手(24)の両左腕の名を挙げた。「この時期にテンポ良く、スムーズに再現性良く投げられている」と仕上がりの良さを評価。先発ローテ入りへのさらなるアピールを期待した。

佐々木朗希投手(20)については「実際に目の前で見てみると、やっぱり見たことがない球を投げるな」と驚いた様子。「いきなりステップして調整しようとは思っていないし、少しずつレベルが高くなるような方法でやっていければいいかなと思います」と今後の見通しを話した。

鈴木、本前らはすでにフリー打撃での登板を済ませているものの、佐々木朗は第3クール(10~13日)で対打者のマウンドに立つことになりそうだ。