大卒2年目の西武ブランドン内野手(23)はサードのポジション取りに闘志を燃やす。

この日は朝から室内での早出特守で辻監督から指導を受けた。ゴロを捕球する「頭が下がってしまう悪いクセ」があった。「胸を張って捕球できるような体の使い方」を助言してもらった。

米国人の父を持つ、イケメンなプレーヤー。ルーキーイヤーの昨季は32試合出場で、打率2割4分7厘、3本塁打だった。守備位置は主にサードとなる。そこには現役最多本塁打の大先輩に、同期のライバルもいる。

「同じポジションに中村さんもベッケン(渡部)もいますが、とても大事なシーズンになると思っています。ここで結果を出せるかどうかが重要だと思っていますので、プレッシャーも感じていますが、そんななかでも自分の長所をしっかりアピールできたら、と練習に取り組んでいます」。強い決意で、2年目の飛躍を目指す。