広島佐々岡真司監督(54)がドラフト1位黒原拓未投手(22=関学大)の中継ぎプランの可能性を示した。

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最速152キロ左腕は宮崎・日南キャンプでフリー打撃で打撃投手として登板。指揮官は「真っすぐが力強い。リリーフでおもしろいかなという感じがしている。黒原が入ってくれれば(中継ぎの)層が厚くなる」と適性を見いだした。大学時代に救援も経験した黒原は、打撃投手で42球を投げて安打性は7本。「(球が)抜けたりしていたが、地面をつかめた状態で投げられたときは強い球を投げることができた。皆さんどっしりされていて、見透かされているような感じもあった」。プロでは打者と「初対戦」。会沢や菊池涼らのオーラには圧倒され、課題と収穫の両方を得たようだ。