制球王になるぞ! 昨季13勝で新人王のオリックス宮城大弥投手(20)が、2年連続の暴投0を目指している。

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昨季はリーグ規定投球回到達者で唯一暴投がなく、球団では02年金田以来だった。20歳左腕は「去年のシーズンが終わってから初めて知った数字。気にしたことがなかった」と言い、「暴投がなければ、進塁を防げているということ。できるなら今年も0で終えたい」ときっぱり。2年連続で暴投0なら、球団では阪急時代の84~86年の山田久志以来の快挙となる。

自身の制球力には「自信は全くなかったです。構えたところを目掛けて全力で投げていました」と控えめ。その上で「ワンバウンドになっても止めてくれる(伏見)寅威さんのおかげ。安心して投げさせてもらっています」と女房役に感謝する。一方で主にバッテリーを組んだ伏見も昨季捕逸0。「大崩れしないし、ベース手前のワンバウンドはほとんどない。コントロールの良い投手だから計算ができる」と宮城を評価している。11歳差の名コンビで、暴投&捕逸0を狙う。【真柴健】