剛球右腕が開幕1軍に前進した。ロッテのドラフト5位、八木彬投手(24=三菱重工West)が、ソフトバンク戦の9回にマウンドに上がり、1イニングを完全投球。自己最速タイ153キロの直球を投げ込み、2つの三振を奪った。「初めてのペイペイドームで0-0で、すごく緊張したけど、自分の投球ができて良かったです」と胸を張った。

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プロの打者について「みんな直球に強い。ガンガン振ってきます。社会人は一発勝負なのもあって三振しないようにしてくる。でも、プロは数字を残そうと割り切ってる。あまり甘いところに投げるのは怖い」と言いながらも「とにかく強い球です」とひるまない。

「1年目はがむしゃらにやっていきたいなっていう感じです」という剛腕を、井口監督も「だいぶスピードが出てきたし、フォークの落ちもよくなってきた」と評価。「(リリーフの一角に)なんとか入ってくれたらいいなと思っている」と期待した。

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