ソフトバンクは17日、「ファイト!九州デー」として3年ぶりの鹿児島開催を迎えた。

同球場はダイエー時代の95年から目下9連勝中。当地10連勝で首位奪還となるか。

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【95年以降の鹿児島試合アラカルト】

◆95年5月17日オリックス戦(○7-6) 現2軍監督の小久保裕紀や秋山幸二らに本塁打。14安打7得点で逆転勝ちした。当時の王貞治監督は「楽に勝たせてくれんのう。胃に穴があくかと思ったよ」としみじみと話した。

◆98年6月3日ロッテ戦(○6ー5) 主砲の小久保が満塁で走者一掃の三塁打。「言葉はありません。ラッキーだけですよ」。当時は19日ぶりの単独首位に返り咲いた。

◆11年4月23日ロッテ戦(○5-4) 主将の小久保が9回にサヨナラ打。同年4月12日に右手親指を剥離骨折したばかりだったが、わずか11日後の超速復帰で試合を決めた。

◆12年4月21日楽天戦(○11-1) 現ヤクルトの内川聖一がプロ初の5打数5安打と大当たり。11年から合わせて鹿児島では10打数9安打となり「桜島パワーにびっくりしてます」。

◆13年5月11日西武戦(○10-3) 13安打10得点で快勝。鹿児島実出身の現内野守備走塁コーチ、本多雄一が猛打賞の活躍で「高校3年間やらせてもらった恩返しとして人を喜ばせたいと思ってプレーした」。

◆15年4月11日日本ハム戦(○4-2) 4回に中村晃の適時打で4試合37イニングぶりの得点。鹿児島開催6連勝とし、日本ハムの連勝を7でストップさせた。

◆16年4月9日オリックス戦(○13-1) 現ロッテの福田秀平、現2軍バッテリーコーチの高谷裕亮、松田宣浩に本塁打。試合前に1度、試合中に2度噴火した桜島のごとく、打線も爆発した。

◆18年4月15日ロッテ戦(○7-6) 主砲の柳田悠岐が9回にサヨナラ2ラン。直前に失点していた守護神サファテに「やっぱりサファテには黒星は似合わない」。当時1軍打撃コーチだった藤本博史現1軍監督は「よく勝負してくれましたね。しっかり配球とかデータを見ていたし、集中していた」と、柳田をほめた。

◆19年5月19日日本ハム戦(○4-2) 5回降雨コールドで勝利。デスパイネ、グラシアルのアベックアーチで鹿児島開催9連勝となった。デスパイネは「西郷どん」西郷隆盛のような豊かな体を揺らし、ホームベースを踏んだ。

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