阪神佐藤輝明内野手(23)が、先制の6号2ランを放ち、巨人丸、岡本に並びリーグトップとなった。

佐藤輝明先制2ラン!ヤクルト金久保優斗-阪神ガンケル/ライブ速報中

初回1死一塁。ヤクルト先発金久保の初球、143キロ直球を右翼スタンドへ運んだ。雨天により試合開始が30分遅れた一戦。雨が降り続く中、開始4分の「速攻弾」となった。

「先制点が欲しい場面だったので、初球から思い切って振っていこうと思って打席に入りました。打った瞬間手応えはありましたし、甘い球を1球で仕留めることができて良かったです」と振り返った。

ホームベースをゆっくりと1周。ベンチでは矢野監督から「虎メダル」を直々にかけられた。

さらに2死一塁では中野拓夢内野手(25)が、スライダーを捉え右翼へ1号2ラン。20年ドラフト同期がたたみかけた。中野の本塁打は昨年5月4日ヤクルト戦(神宮)のプロ1号以来。この時も佐藤輝とのアベック弾だった。

「テルが打ってくれていい流れの中、打席に入れました。強く振り切ることができて良かったです」と中野。2年目コンビの1発攻勢で、今季2度目のカード勝ち越しへ勢いをつけた。