新御意見番の上原浩治氏が1日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にリモート出演。4月24日のオリックス-ロッテ戦で、ロッテ佐々木朗希投手(20)が白井球審に詰め寄られたことについてコメントした。

上原氏は「野球規則であるように、ストライク、ボールの判定で、ホームの方に向かって歩き出すというのは、注意を受けるということなので、やってはいけない行為であるから、決して審判の間違ったことではない。ちょっと威嚇しているような感じが世の中に見えたんじゃないかなと思う」と分析。さらに「喜怒哀楽をだすというのは、人間であるから仕方ないこと。佐々木投手もこれで注意を受けたので、次回からはそういうことをやらなくなるんじゃないかなと思う。審判の方も人間ですから、そういうふうにいわれたら行っちゃうというのも、分からなくはないが、大人げないという意見もあるが、僕はグランドに立てば、若い、ベテラン、関係ないと思っている。そこは大人げないという気持ちは僕にはない」とも語った。自身については「喜怒哀楽をだす方だったので、僕も審判から嫌がられていたかもしれない」と振り返り、「(アメリカでは)一発退場の可能性がある。マウンド上で、『ストライクですか、ボールですか』ぐらいの感じで聞く方がよかったのかもしれない」とアドバイスを送った。

佐々木朗は2回2死一塁、安達を2球で追い込んだ3球目がボールと判定された。一塁走者の杉本は二盗に成功。佐々木朗が二塁方向から本塁方向へ向き直った直後、白井球審が厳しい表情で詰め寄り言葉をかけると捕手の松川が制止しようと間に入った。