阪神が3戦連続で「8番投手」を選択した。今季打率0割6分7厘の青柳晃洋投手(28)を8番に置き、「伝統の一戦」に臨む。

18日ヤクルト戦で球団15年ぶりとなる「8番投手」をチョイスし、西純矢投手(20)がプロ初アーチとなる左越え2ランを記録。前日19日の同戦もジョー・ガンケル投手(30)が左前打を放っている。

井上一樹ヘッドコーチ(50)は試合前、「流れ的にも悪くないなということで、ちょっと試していきます。8番で代打を送るか、9番で代打を送るか。その1つがあるからこそ決断をしやすいという意味合いもある。交流戦まであと3つしかないけど、8番(投手)で巨人戦3つは行きたい」と説明。「大阪タイガース」の復刻ユニホームを身にまとう巨人3連戦は「8番投手」を続ける。

19日ヤクルト戦は早くも今季11度目の完封負け。今季初のチーム1試合3失策と精彩を欠いた。甲子園に戻って仕切り直しの一戦、野手陣の反発力に期待がかかる。

 

【阪神】

1番中堅 近本

2番遊撃 中野

3番一塁 マルテ

4番三塁 佐藤輝

5番左翼 大山

6番右翼 糸井

7番二塁 糸原

8番投手 青柳

9番捕手 坂本

 

【巨人】

1番中堅 丸

2番左翼 ウォーカー

3番二塁 吉川尚

4番三塁 岡本

5番右翼 ポランコ

6番一塁 中島

7番捕手 大城

8番遊撃 中山

9番投手 戸郷

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