日本ハム新庄剛志監督(50)が現役時代の神守備を再現した。

試合前に甲子園でインスタライブを実施。グラウンドに出て、中堅まで移動すると「すごいのよ。甲子園の球場の外野はめちゃくちゃ走りやすい。設備完璧」と、阪神園芸に感謝。

そして、「いつも僕が練習していたのは…」と紹介したのは、阪神時代に中堅守備では外野フェンスによじ登って打球をつかむ練習。実際に中堅フェンスにある「Panasonic」の広告の「n」の位置に手を置いて「ここに足をかけて、ここに登り、ここから打球を見て、ボールをキャッチする練習を毎日やっていました」と、懐かしんだ。

直後に「あ! 今日スタメンの今川君です」と、2番左翼で起用する今川優馬外野手(25)を発見。今川に「今日、打球がここに飛んでくるから」と、左翼フェンスを指さして「ちょっと登ってみて。登れ!」と指示。今川も「はい」と、フェンスに足をかけて登るとBIGBOSSも「そうそうそう。もう1個上に」と、さらなるアドバイスを送ったが、ここでアクシデントが。今川が足をかけたフェンス部分が破れてしまい、新庄監督も「あ、壊れた」と苦笑い。それでも、もう1度チャレンジした今川が理想の動きを見せると「そうそうOK!」と、声をかけた。

最後は土の内野グラウンドへ移動。「たぶんですね、今日は雨予報なので、阪神園芸さんは昨日の試合終わりに(土の)グラウンドを固く整備しているんじゃないかなと思います。柔らかく整備すると、雨が降った時にぐちゃぐちゃになってしまうから」と、阪神園芸の準備を推測。「そういうところを計算に入れて、内野手に守らせています」と、細かな情報も頭に入れながら試合に臨んでいることを明かした。

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