DeNA神里和毅外野手(28)が、再びチームの呪縛を解いた。

同点の8回1死一、二塁、中堅フェンス直撃の決勝の適時三塁打を放った。

「勝ち越すことができ、素直にうれしいです。捉えた感触が良かったので、外野の頭は越えると思っていました。欲は出さず、次の打者へいい形でつなぐ気持ちで打席へ入りました」

さらには、嶺井の遊ゴロの間に俊足を飛ばし、ヘッドスライディングで本塁に生還した。

振り返れば、5月6日の広島戦(マツダスタジアム)でも開幕から6連敗中だった相手から、延長11回に決勝の適時三塁打を放った。

ともに途中出場で、適時三塁打をマーク。“呪縛ストッパー”が、開幕から続いた負の連鎖を止めた。

▽DeNA宮崎(6回に一時勝ち越しの5号ソロ)「イニングの先頭で、とにかく出塁を心掛けたことがいい結果につながった」

▽DeNA桑原(3回の同点2点適時打を含む3安打)「(同点打は)西投手が制球に苦しんでいたので、カウントを取りにきたところを一発で仕留めることができた」

【ニッカン式スコア】19日の阪神-DeNA戦詳細スコア