ロッテ茶谷(ちゃたに)健太内野手(24)が2点適時打でプロ初打点を挙げた。

この日は9番三塁でスタメン出場し、4点を追う4回2死満塁で第2打席へ。日本ハム2番手西村の初球カーブをコンパクトにレフトへはじき返し、走者2人を迎え入れた。試合中、球団広報を通じ「何とか打てて良かったです」とコメントした。

3回の第1打席でも日本ハム河野からプロ初長打となる左中間二塁打を放つなど、右肩痛の安田がベンチを外れる中で必死にアピールした。

茶谷は帝京三(山梨)時代に本格派右腕としても注目され、15年ドラフト4位で内野手としてソフトバンク入り。18年オフに戦力外通告の上、育成契約を打診されたが、これを断り自由契約に。ロッテに育成契約で入団し、19年オフに支配下登録された。20年は内野の控えとして1軍にいることも多かったが、昨季は石垣島キャンプ初日に右足を負傷した影響もあり、1軍出場はなかった。