広島堂林翔太内野手(30)が8年ぶり3度目のマルチ本塁打を放った。

まずは1回先頭。新型コロナウイルス陽性判定を受けた野間峻祥外野手(27)に代わって「1番右翼」で出場していた堂林が先頭打者で打席に入った。

中日先発柳裕也投手(28)の初球を左中間席に放り込んだ。6号ソロは先頭打者初球本塁打。貴重な先制点を呼び込んだ。

2本目は5回先頭。柳の2球目を左翼ポール直撃のソロとした。「打ったのはストレート。切れずに本塁打になって良かった」。中日立浪監督はリクエストしたが、7号ソロは覆らなかった。

1試合2発は14年9月13日阪神戦(甲子園)以来8年ぶり3度目。代役リードオフマンは2回の2打席目でも二塁打を放っており、早くも猛打賞。試合前に多数の新型コロナウイルス感染者が出た不安を振り払う活躍を見せている。

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