広島ライアン・マクブルーム内野手(30)が7月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。

該当プレーは7月2日の巨人戦(マツダスタジアム)。0-0の9回無死一塁で平内龍太投手(24)の直球を右中間席へ運び、来日初のサヨナラ2ランを放り込んだ。

「サヨナラ本塁打でチームが勝てたこと、素晴らしいチームのジャイアンツに勝てて、こういう賞をいただけて興奮している」

米国では何度か打ったことがあるというサヨナラ弾も日本では初めて。サヨナラ打も来日初だった。「あの試合は非常に暑かった。チームメート全員が『早く終わらせよう』という気持ちでいたと思う。真っすぐに振りまけないことを心掛けて、最高の結果になって良かった」。自身の一振りが勝利に直結。「サヨナラ賞」の賞金30万円にもつながり、笑みを浮かべた。

チームは前日16日に4位に浮上した。4年ぶりAクラスへ大事な試合が続いている。「1試合1試合が重要になる。広島に帰ってくれば、自分の家に帰ってきたような気持ちになる。それもファンが自分を受け入れてくれたから。これからもチームのため、勝ちのために貢献していく」。今季93試合で4番を務める広島の主砲がさらなる活躍を誓った。

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