日本ハム宮西尚生投手(37)がプロ入りした08年から続けてきた連続シーズン50試合以上登板は「14年」で途切れた。

プロ野球記録は99~13年岩瀬(中日)の15年。パ・リーグ記録を更新中だった宮西だったが、あと1年に迫っていた岩瀬のプロ野球記録に追いつくことはできなかった。

試合前まで24試合に登板していた宮西は、50試合登板まで26試合の登板が必要だったが、現在は出場選手登録がされておらず、30日の西武戦は5回終了時点で試合が成立。チームはシーズン118試合を消化が確定して残りは25試合となり、宮西が50試合登板に届く可能性が完全に消滅した。

15年目の今季は5月までに20試合に登板も、不調で6月1日に登録抹消。約2カ月間の2軍調整を経て再昇格した後半戦初戦の7月29日楽天戦(楽天生命パーク)で21試合目の登板を果たしたが、試合後に連続シーズン50試合以上登板について「諦めています、正直。ペース的にも厳しいと思う」と、厳しい現実を受け止めていた。その後、8月10日に今季2度目の抹消となっていた。

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