中日先発の松葉貴大投手(32)が、4回3失点で5敗を喫した。

3回に2安打と四球で無死満塁とし、宮崎に中前への先制の2点適時打を浴びた。4回には2死一塁から大田に適時二塁打を許し、5回の打席で代打を送られた。「低めに投げなければならない投手なのに、投げきれなくて、このような結果になってしまいました。同じミスをしないように次はしっかり投げたいです」。横浜スタジアムではオリックス時代の15年5月26日を最後に7年間白星がなく、左腕は肩を落とした。

前回24日の巨人戦(東京ドーム)では6回2安打無失点。二塁を踏ませない完璧な内容で、7勝の柳に次ぎ、エース大野雄、小笠原と並ぶ6勝目を挙げた。チームは6位に沈むが、試合前時点で3位阪神から4チームが3.5ゲーム差にひしめく混戦。巻き返しをかける中日にとって松葉の降板は誤算になった。

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