ロッテが痛恨の逆転負けを喫し、連勝は3で止まった。4位楽天とのゲーム差は再び2.5に広がった。

4回に2点を先制し、先発の小島和哉投手(26)は四球で走者を許しつつも、7回まで2安打無失点の投球。ところが勝利が近づいた8回に、2番手の唐川侑己投手(33)が楽天小深田に逆転3ランを浴びた。

8回を任されてきたタイロン・ゲレーロ投手(31)が左足首痛で登録抹消になった。160キロ近い直球で空振りを奪える右腕が不在の中での、手痛い1発。井口資仁監督(47)は「何とか抑えてほしいところでしたけど。今日は8回唐川、9回オスナっていうパターンで勝ちきれなかったのは、チームとしては痛いですね」と声を落とした。

ロッテは昨年10月27日の楽天戦(楽天生命パーク)で同じように小島が6回1失点と好投するも、8回にリリーフの佐々木千が代打小深田に決勝適時打を許し、その日試合がなかったオリックスの優勝が決定。ロッテとしてもシーズン141試合目でのV逸が決定した日の、まるでVTRのような負け方となってしまった。

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